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子どもの歯はむし歯になりやすい?放置せず小児歯科へ

こんにちは。
上尾市の【たかはしファミリー歯科・矯正歯科】です。
 
歯が生えてきたら、0歳からでもしっかりとした歯磨きの習慣をつけることが大切です。
というのも、2022年の歯科疾患実態調査によると、1歳からでもむし歯になることがわかっており、その割合は7.1%におよびます。
乳歯のむし歯、放置しておくと決してよいことにはなりません。
定期的な検診により、早期発見・早期治療を心がけましょう。


(参照:厚生労働省|令和4年歯科疾患実態調査の概要p5表4) >

 
今回は、乳歯のむし歯について解説します。
 
 

子どもの歯のむし歯の特徴

子どものむし歯の特徴は、大人のむし歯にくらべて進行が早いことです。
これは、乳歯に含まれるミネラルが永久歯にくらべて少ないため酸に弱いこと、そして歯の表面を覆っているエナメル質が少ないことが原因です。
エナメル質は、人体の中で最も硬い組織で、歯を保護する役割を担います。
また、子どものむし歯は目に見えない部分から進行することが多く、気づいたときには大きな穴が開いていた、ということもあります。
さらに、1箇所だけではなく、広い範囲にかけてむし歯になりやすいことも子どものむし歯の特徴です。
 
子どものむし歯は、年齢によってなりやすい場所があります。
 

0~2歳は上の前歯前後

前歯と前歯の間や、歯根の部分からむし歯が広がりやすい傾向です。
母乳むし歯哺乳瓶むし歯と呼ばれます。
 

3~5歳は、歯と歯の間、奥歯のかみ合わせの部分

だんだん歯がそろってくると、今度は奥歯に近い方がむし歯になりやすい傾向を示します。
哺乳瓶をくわえたままの状態が続くこと、長時間お菓子を食べ続けること、食べた後の歯磨きが不十分で汚れがたまることがむし歯の原因です。
 

6歳ころは、最初に生えてくる6歳臼歯の溝部分

6歳臼歯は最初に生えてくる永久歯で、長い時間をかけて生えてくるためやわらかい状態が続き、また溝も深いため、むし歯になりやすいのが特徴です。
 
 

子どものむし歯は生え変わりに影響する?

乳歯がひどいむし歯になると、食べものがうまく噛めなくなり、硬いものを食べなくなることがあります。
硬いものを食べないことにより、顎の発達に影響を与えます。
 
また、重度のむし歯は歯の神経が侵され、歯根の部分に膿がたまるのが特徴です。
そうすると、乳歯の下で生え変わりの準備をしている永久歯の成長が妨げられ、健康な永久歯が生えてこなかったり、乳歯という生え変わりの目標を失って斜めに生えてきたりします。
乳歯の進行したむし歯によって、永久歯の歯並びにも影響が出るのです。
 
 

子どものむし歯は「たかはしファミリー歯科・矯正歯科」で予防しましょう

たかはしファミリー歯科・矯正歯科」は、お子さまでも通いやすい歯科医院をめざしており、小児歯科でのむし歯治療や定期検診、ブラッシング指導などを行っております。
お子さまのお口の健康が気になる際には、お気軽にご相談ください。
 
当院はキッズスペースを備え、ご家族みんなで診療を受けられるファミリールームもご用意しております。
平日・土曜ともに19時半まで診療しており、駐車場も7台完備しています(2024年3月現在)。
 


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