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【上尾市の小児歯科】子どもの歯の生えかわりの順番と異常

こんにちは。
上尾市の【たかはしファミリー歯科・矯正歯科】です。
 
今回は、乳歯から永久歯へ生えかわるプロセスについて解説します。
生えかわりは、時期や順番がある程度決まっていますが、まれにそうではない場合もあります。
お子さまのすこやかな歯の成長のために、生えかわりについて知識を深めましょう。
 
 

子どもの歯の生えかわりの順番

乳歯から永久歯への生えかわりは、通常5歳ごろから始まります。
 
一般的な生えかわりの順番は、以下のとおりです。

・5歳~7歳ごろ/6歳臼歯(乳歯の奥歯のもう1つ奥側に生えてくる大人の臼歯。第1大臼歯)
・6歳~8歳ごろ/上下の前歯8本
・9歳~11歳ごろ/犬歯
・10歳~12歳ごろ/第1・第2小臼歯(犬歯から6歳臼歯までの間の歯)
・11歳~13歳ごろ/6歳臼歯の隣の奥側に、第2大臼歯

 
多くのお子さまの場合で、13歳ごろまでに合計28本の永久歯が生えそろいます。
 


(参考:厚生労働省|子ども家庭総合評価票p7表3) >

 
 

こんな生えかわり方は要注意!

生え変わりの時期や順番に個人差はあるものの、中には、生えかわりが正常に行われない場合もあります。
以下のような場合には、注意が必要です。
 

生えかわりが遅い

同学年のお子さまと比較して、なかなか生えかわりが始まらないときは、永久歯に異常がある可能性を考えます。
生えかわりがなかなか起きない原因は、主に以下のものがあげられます。

・乳歯が重度のむし歯になり、その下にある永久歯に細菌が感染している場合
・外傷により乳歯が割れて、そのすき間から細菌が侵入した場合
・乳歯が抜けずに残り続けている場合
・本来の歯の数よりも多く生えている場合(過剰歯)

 
これらの原因は見た目ではなかなかわかりづらいため、なかなか永久歯が生えてこないときは、歯科医院でレントゲンを撮り、確認しましょう。
また、まれに永久歯が存在しない場合もあります。
この場合も、レントゲン検査により判定が可能です。
 

歯が生えてくるスペースがなくなってしまった

歯列に歯がおさまりきらない場合、矯正によって永久歯が生えるスペースを確保する必要があります。
永久歯が斜めに生えてきた、隣の歯が寄っているために生えるスペースがないというときは、お早めに歯科医院へご相談することをおすすめします。
 
 

子どもの歯の生えかわりの疑問や不安は「たかはしファミリー歯科・矯正歯科」へ

生えかわりは、お子さまの生涯のお口の健康を左右する大事な過程です。
2022年に厚生労働省により実施された調査では、5~14歳の間に矯正治療を受けたことがある子どもの割合は約15%でした。
特に10~14歳の女児では28.9%と、その関心の高さがうかがえます。
 


(参考:厚生労働省|令和4年歯科疾患実態調査の概要 p33表26より算出) >

 
たかはしファミリー歯科・矯正歯科」は、小児歯科と小児矯正歯科の診療が可能で、お子さまの歯並びや生え変わりをサポートさせていただきます。
矯正歯科治療中にむし歯や歯周病が見つかった場合にも、対応することが可能です。
木曜を除く平日、土曜とも19時半まで診療しておりますので、お子さまのお口の健康について気になることがあれば、お気軽にご相談ください(2024年3月現在)。
 


たかはしファミリー歯科・矯正歯科の診療案内 >