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【上尾市の歯科】なぜむし歯になるの?原因と治療法を解説

こんにちは。
上尾市の【たかはしファミリー歯科・矯正歯科】です。
 
今回は、むし歯についてのお話です。
日本人の多くがむし歯になります。
むし歯の原因と、むし歯になってしまったときの治療法は進行によりどのように変わるのか、一緒にみていきましょう。
 
 

むし歯になる原因

厚生労働省の2022年歯科疾患実態調査によると、むし歯がある人の割合は、20代前半で71.2%、45歳~54歳では99.3%でした。


(参照:厚生労働省|令和4年歯科疾患実態調査の概要 p8) >

年齢を重ねるにつれ、むし歯になったことがある人の割合は増えていきます。
では、むし歯の原因は何でしょうか。
むし歯の発生には、以下の3つの要素が関係します。
 

ミュータンス菌

ミュータンス菌に代表されるむし歯菌は、ネバネバした歯垢の中に棲みついて繁殖し、酸を出して歯を溶かします。
じつは、新生児のお口の中にはミュータンス菌はいません
しかし、熱いものに息を吹きかけて冷ます行為や硬いものを噛んでやわらかくして与えることなどにより、唾液を伝って感染します。
 

お口に残された食べもののかけらや磨き残しに含まれた「糖」は、ミュータンス菌が酸を作るための材料になります。
また、酸性の食べものも歯を溶かすため、むし歯になりやすいといえます。
 

歯の質

永久歯と比べて軟らかい乳歯生えたばかりの永久歯は、むし歯になりやすいため注意が必要です。
また、生まれつき歯の表面のエナメル質が薄い人エナメル質がうまく形成されない人も、むし歯になりやすい傾向があります。
 
 

むし歯の進行別の治療法

むし歯の進行順に、治療法をみていきましょう。
 

CO(むし歯の前兆)

歯の表面が白っぽく見え、カルシウムが溶け始めた段階です。
歯医者さんでフッ素塗布を行うことで進行を抑えることができます。
 

C1(初期むし歯)

歯の表面に灰色や茶色の筋が見え、エナメル質が溶け始めた段階です。
むし歯部分を削り、詰め物をします。
 

C2(本格的なむし歯)

エナメル質の内側の象牙質にまでむし歯が進み、痛みを感じ始める段階です。
むし歯部分を削り、詰め物や被せ物で覆います。
 

C3(神経まで到達したむし歯)

象牙質の奥の神経までむし歯が到達し、激しい痛みが出る段階です。
むし歯部分を削ったあと、歯の神経を抜いて消毒する根管治療を行います。
 

C4(歯の根元しか残っていないむし歯)

目に見える部分の歯がほとんど溶かされてしまった状態です。
歯を残せる場合はC3と同様の治療を、残せないと判断した場合は抜歯し、差し歯やインプラントなどの代替措置を施します。
 
 

むし歯治療は「たかはしファミリー歯科・矯正歯科」へおまかせください

むし歯は、一度進行してしまうと歯自体を元の状態に戻すことはできません。
そのため、日ごろの歯磨きをしっかり行うことと歯科での定期検診を受けることが、むし歯予防には大切です。
 
たかはしファミリー歯科・矯正歯科」は、むし歯の治療だけでなく、むし歯予防・再発防止にも力を入れています。
患者さんごとにむし歯や歯周病のリスクを評価し、治療方針とケア方法をお伝えします。
土曜日も19時半まで診療し、駐車場は7台分完備しているため、通院に大変便利です。
むし歯の予防や日ごろのケアの方法が気になるときは、当院へご相談ください。
 


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